1.買った
 
3年前に無線機屋さんの中古コーナーで未組立品のELECRAFT社製K1-4を購入。
今頃になって組み立て開始。
早く作りたかったのですが、動作不良無線機の修理待ちの長蛇の列が出来ていて
まとまった時間が取れないので、箱に入ったキットを横目で見るだけでした。



 
4バンド仕様で、7MHz,10MHz,14MHzは必須ですが、4バンド目は18MHzか21MHzを選択して
組み立てをします。
悩める所ですが、サイクルがボトムの時でも、18MHzは結構DXが聞こえておりましたので
18MHzとしました。
 
海外から輸入した物のようですので、説明書は全て英語でしたが、DXとQSOする英語程度が
分かれば組み立て出来ると思います。DXとQSOとは「59 QSL?」ではありませんので、お間違いなく!
このマニュアルが、また くどい。
 
この部品を用意しろ。
まだ半田付けするな。
       ・
       ・
       ・
足に熱を加えすぎるな。
 
いつになったら半田付けさせてくれるんだい!
 
と、言う事でこれを半田付けしろ、次はこれだと簡潔に書いてくれれば、マニュアルは1/3になりそうな
気がしますが。
 
組み立て途中の説明も無く、いきなり完成の項目へ.....
 
2.完成
 
K1-4が完成しました。



使い勝手は正直言うと、良くはないです。
色々な設定は、「MENU」から入ります。この無線機がメインで、毎日使っていてる方は、
どこに何の設定があると頭に入っているでしょうが、たまにしか使わないのだったら
どこに何があるのか忘れてしまいます。
最近の無線機だったら同じだよ!と、言われそうですが、押しボタンスイッチが6個
しかないから、たとえばパワーを替えるのも「MENU」から、ノイズブランカーを
ON,OFFさせるのも「MENU」から、とにかく一発で変更できるものが限られています。
さらに、チョイ押し、長押し とさっぱり分かりません。常にマニュアルをそばに置いておく
必要があります。
固定機になれているので、そう感じるのかも。FT-857,IC-706ユーザーだったら
すんなり受け入れられるのかも知れません。

また、今どのバンドにいるのか、さっぱり分かりません。
BANDボタンを押せば、今どのバンドかはLCDで表示してくれます。
押さなければ自分の記憶に頼るのみ。
MIZUHO社のピコシリーズのような1バンド仕様であれば、KHzだけの表示で良いでしょうが
4バンドだったら、LCDの左にLEDを4つ並べて一番上が点灯していたら7MHz,その下なら
10MHzのようにEDを点灯させてくれるなどの工夫が欲しかったですね。
超低消費電力が売りだから、LEDなんて点灯すると5mAは消費電流が増えると言えば
そうなんですけどね。

一番の難点は、VFOが多回転VRである事。
VFOと言えば、バリコンですよね。今では大量に入手するのが
難しいでしょうから、バリキャップに可変抵抗は分かりますが、あの多回転ボリュームを
回転させる時の「シュルシュル」と言う音が気になって仕方ありません。手にも伝わってきますし、
ヘッドホンを掛けずにスピーカーで聞いていると受信音とともに、「シュルシュル」
が聞こえてきます。

しばらく受信を楽しんで見て、改めてレポートします。
 
3.使ってみた
以降、後日更新予定
 

 

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